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休息ダンシング(体重ダンシング)

2018年11月14日

休息ダンシング(体重ダンシング)

休息ダンシングや休みのダンシング、疲労回復ダンシングなどと言われる体重を乗せて行うダンシングの説明です。
休息ダンシングでは、主に体重をかけてダンシングを行います。
体重をかけることで、筋肉を休めることができ、疲労回復ができます。

休息ダンシングの注意点は、
1.体重をペダルにかける時は、12時~3時まで、斜め前(4時~5時)に向けて体重をかける。
2.腰の位置を高めにして、ハンドルに体重がかからない位置に固定する。
3.ギアは、重すぎず、軽すぎず。

体重をペダルにかける時

休息ダンシングも通常のペダリングとほぼ同じように斜め前(4時~5時)に向けてペダルを踏み込みます。
ペダルが下死点に来る前に逆の脚に体重をかけます。この体重移動の時に、自転車を斜めに倒すと体重移動がしやすくなります。
下死点まで踏み込むと、引き脚(筋肉)を使わないといけなくなり、さらにそこからの逆の脚への体重移動もスムーズに行えません。
下死点まで踏み込んでいると、カッツンカッツンというようなダンシングになってしまい、大きなパワーロスになります。
また、ビンディングペダルだと、脚がペダルにくっついているので、引き脚を利用できますが、引き脚を意識しすぎて、上死点でカッツンカッツンとなってしまう場合は、注意が必要です。
これも大きなパワーロスになってしまいます。
引き脚は、ギアが重いと意識しますが、休息ダンシングの場合は、踏み脚だけに注視して、引き脚はあまり使わないようにします。
こうすることで脚を休ませることができます。

腰の位置

ダンシングの腰の位置(高さ)は、高くが基本です。休息ダンシングの場合も同じく腰の位置は高く保ちましょう。
低い位置だと体重がかかりにくく、逆に筋肉を使ってしまいます。また高すぎると、ペダリングするたびに、腰の位置が上下して体が安定しなくなります。
次に、腰の前後位置ですが、腰が前過ぎたり、上半身が倒れていると、腕に体重がのってしまい、ペダルに体重がかかりません。腕に体重が乗らない程度に腰を後ろに下げ、ペダルに体重が乗る位置をさがしましょう。

ギアは、重すぎず、軽すぎず

体重をかけてダンシングするため、ギアが軽すぎると下死点でカッツンカッツンとつっかかるようなダンシングになってしまいます。
その場合は、ギアを2段ほご重くしてこぎましょう。
逆に、ギアが重すぎると、筋肉を使ったペダリングが必要になってしまいます。
ギアが重いか軽いかは、引き脚でも実感できます。引くのに力がいるようであれば、ギアが重い証拠です。
1~2段ギアを下げてみましょう。

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