数十万するロードバイクの保管は室内が当たり前ですが、家に入れるとその分部屋が狭くなってしまいます。
「室内で保管しつつ、生活するスペースを確保したい」なら、縦置きタイプの自転車スタンドが便利です。
Amazonで1万円以下の縦置きスタンドを購入したので、使用してみた感想を紹介します。
「CyclingDeal」縦置き自転車スタンドを使ってみた感想
42インチのテレビを友達からもらったのをきっかけに、室内で保管しているロードバイクがかなりのスペースを取っていることに気づき、縦置きタイプの自転車スタンドを購入しました。
購入したのは「CyclingDeal」の縦置き自転車スタンド。縦にも横にも置けるスタンドで価格も約5,000円程度、評価も悪くないです。
縦置きは、横置きに比べて確実に省スペース化でき、接地面積が半分以下になります。実際に配置してみたのが下記の画像です。
前輪は、フックにひっかけて固定するタイプではずれてしまわないか不安ですが、説明書通りに固定すれば安定しました。
また、フック部分は、ゴムのような素材になっているのでホイールを痛めることもないです。
コスパを考えて普通に使うなら十分ですが、スタンド自体の作りが雑なので、フレームがゆがんでいて完全に水平にならないのが残念でした。
評価 | 3.9(2023年5月時点) |
レビュー数 | 299個(2023年5月時点) |
対応重量 | 20 kg |
対応ホイールサイズ | 24インチ~29インチMTB、700cロードバイク |
対応タイヤ幅 | 2.4インチ(約6.1センチ)以内 |
製品サイズ | 43.94 x 32 x 13.97 cm |
製品重量 | 3.48 kg |
組み立て方法
梱包サイズは思っていたよりも小さくて、軽かったです。テレビのリモコンの2倍ないくらいの大きさでした。
組み立てに必要な「六角レンチ」「メガネレンチ」などの工具は付いており、「ねじ穴が合わない」「ねじが曲がっている」「部品が足りない」ということもありませんでした。
説明書通りに進めれば簡単に作成できます。
悪い点としては、土台のフレームがゆがんでいて水平にならずグラグラすることです。
付属の補強パーツを付けるとよくなり、自転車をのせれば重さで沈んでガタつきも減りますが、完全にはなおりませんでした。
省スペースのために、Amazonで格安縦置きスタンド(CyclingDeal)を購入。ただし、つくりが雑で土台がグラグラする。#自転車スタンド pic.twitter.com/rkNu0CLSj1
— いち@ロードバイクをのんびり楽しむ派 (@pdtunedotcom) May 10, 2023
この他、ナットで締める場所が何カ所かありますが、最初のちょっと締めるだけでも手では固くて締められず、最初から最後まで付属のスパナとレンチを使いました。
ローラーは2個目の穴に設定
ローラーは、タイヤにしっかりと当たるように調整が必要なので、下2つは2個目の穴に設定しました。
3つ目のローラーは上下の位置をねじで調整できます。
自転車の設置方法
自転車の設置は、説明書にあるとおりに、正しく調整しないと安定しません。
まず、3つのローラーが後輪タイヤに当たるように位置を調整します。
次にフックの部分が、前輪のハブよりも下にくるように位置を下げてひっかければ完了です。
フックは、ハブより上にあると前輪が傾いて安定しないため、必ずハブより下にしましょう。
まとめ:省スペースできて便利だけど気になる点もある
以上、Amazonで見つけた「CyclingDeal」の縦置き自転車スタンドを紹介しました。
省スペース化できて、コスパはかなりいいです。
ただし、作りがあまく、フレームにゆがみがあるため土台がグラつきます。付属の補強パーツと自転車をのせれば重みでよくなりますが、完全にはなおりません。
細かい部分が気になるなら、値段は倍以上になりますが日本製の縦置きスタンドを選んだ方が不満なく使えると思います。