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ロードバイクのスプロケ・クランクを変えたときのチェーンの長さに注意

2019年3月22日

疑問

ロードバイクのスプロケ・クランクを変えたようと思っているけど、注意することはある?

ロードバイクのチェーン交換は、比較的簡単な手順でできるので、自分で交換している人も多いと思います。

チェーンが汚れた場合に交換するなら、交換前のチェーンの長さと同じ長さにして交換すればよいのですが、スプロケやクランクの歯数が変わった場合は、チェーンの長さも変更が必要になります。

チェーンが長すぎたり(チェーンがたるんでいる)、チェーンが短すぎたり(チェーンが張りすぎ)すると、チェーンの脱落、フレーム破損、異音、ペダリングが重く感じたり、変速がうまくいかないの原因になります。

そのため、ロードバイクのチェーンの長さは適切な長さにすることが大切です。

チェーンの長さの調整方法

ロードバイクのチェーンの長さの調整方法を紹介します。

チェーンの長さは、ロードバイク、MTBで違ったり、スプロケやクランクの歯数や自転車の全長によっても違います。

まずは、基本の調整を行ったうえで、無理がないかを個々に調整する必要があります。

基本的な調整は、SHIMANOのロードバイクチェーンの調整にならってすすめていきます。

最大スプロケットが27T以下の場合

スプロケットのローギアの歯数が27T以下の場合は、アウタートップとプーリーに通してチェーンの長さを図ります。

プーリーとスプロケが地面に対して垂直になるように設定するのがポイントです。

クリップなどを使って、チェーンの長さを一時的に固定できるようにしておくと便利です。

最大スプロケットが28T以上の場合

スプロケットのローギアの歯数が28T以上の場合は、アウターローにチェーンをかけてチェーンの長さをチェックします。

上記の設定を行ったらチェーンが短すぎないか、長すぎないかをチェックします。

チェーンが短すぎないかチェック

最大ギアと最大スプロケットにして、チェーンをプーリーに通します。
プーリーにチェーンがほとんどかかっておらず、ほぼ直線状態の場合は、チェーンが短すぎです。

チェーンが長すぎないかチェック

最小ギアと最小スプロケットにして、チェーンをプーリーに通します。
チェーンがたるんでいて、プーリーがほぼ機能していない場合は、チェーンが長すぎです。

短すぎ、長すぎの場合は、それぞれ調整できるかをチェックする必要があります。
チェーンを調整するときは、プレートのかみ合わせがあるので、2リンク(アウタープレートとインナープレートで1セット)で数えます。

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