e-bike(電動自転車)は、ママチャリへの導入をきっかけに、スポーツバイクにも進出してきました。欧州ではすでにその地位を確立しつつありますが、日本ではまだマイナーなジャンルです。
道路交通法により、電動自転車は時速10kmまでは人力の2倍(200%)でアシストが可能ですが、10km以上ではアシスト力を徐々に減らし、時速24kmではアシストをゼロにしなければいけません。このような規制も、普及に歯止めをかけているかもしれません。
レースでの使用は規則違反となりますが、レース以外であれば、汗だくにならずに通勤できたり、健康を維持するための手軽な運動にもなります。また、上るのを躊躇するような坂も簡単に乗り越えられるようになり、自転車の楽しさを感じることができます。
通常の人力スポーツタイプとはまた別のe-bikeの楽しさがあります。
e-bikeは、動力部分とバッテリーが加わるため、エアロバイクのような見た目のかっこよさが損なわれてしまいます。最近はダウンチューブに埋め込んでいるところもありますが、その分ゴツさが増してしまい、今後の課題となりそうです。
価格は、20~30万円のものが多く、安いとは言えませんが、今後商品ラインナップが増えてくればユーザーの選択肢の幅を広がりそうです。
Giant
軽量アルミフレームに、モーターユニットを搭載したスポーツe-bike。ダウンチューブと一体化するデザインの大容量バッテリーを搭載。
Scott
それぞれの状況に応じたラインナップを用意しています。
Trek
パワフルで信頼性の高いBoschドライブシステム採用。通勤からオフロードまで幅広いコンディションに対応。
cannondale
サイクリングの楽しさを経験するためのバイク。Shimano Stepsを採用。
bianchi
Boschを採用したミニベロタイプのe-bike。
panasonic
2018年GOOD DESIGN AWARDを受賞。スポーツタイプのe-bike。
yamaha
欧州で好評を得た「PWseries SE」ドライブユニット搭載。