冬場でも快適にライディングするために必要な「パールイズミの冬用グローブ」について紹介します。
パールイズミの冬用グローブは主に0℃、5℃、15℃の気温で分かれています。
気温別の目安となる屋外の状態と対応しているパールイズミの冬用グローブは下記のようになっています。
- 0℃(氷がはっている)
・ビジョン ウィンター グローブ
・ウィンドブレーク サーモ グローブ - 5℃(霜が降りている)
・ウィンドブレーク ウィンター グローブ - 15℃(肌寒く感じる)
・ウィンター ライト グローブ
・スーパーサーマ フリース グローブ
風が当たると体感温度は、通常の気温よりも低く感じるので、冬用であれば0℃対応の「ビジョン ウィンター グローブ」または「ウィンドブレーク サーモ グローブ」がおすすめです。
次から0℃に対応している2つのパールイズミ冬用グローブの違いについて紹介します。
「ビジョン ウィンター グローブ」と「ウィンドブレーク サーモ グローブ」の違い
「ビジョン ウィンター グローブ」と「ウィンドブレーク サーモ グローブ」では、「ビジョン ウィンター グローブ」が上位モデルになります。基本的な「機能」はどちらも持っていますが、細かい作り込みの部分が違います。
まず、どちらのもっている基本的な「機能」は下記のようになっています。
- 温かさを保ち汗冷えしない素材
- 風の侵入を防ぎ、ムレない素材
- TriD(トライディー)/手の平の自然な形状を追及したハンドルを握りやすい超立体構造
- 夜間の視認性を高める光を反射させる素材
- 指先部分の中綿を二重にして保温性を高めた指先保温構造
2つのグローブの違いは「ウィンドテックス®」と「ウィンドブレーク®」の採用、そして手の平のパッドなどが違います。
「ビジョン ウィンター グローブ」は「ウィンドテックス®」採用
「ビジョン ウィンター グローブ」は「ウィンドテックス®」を採用しています。
「ウィンドテックス®」は、表(ポリエステル78%、ポリウレタン22%)と裏(ポリエステル86%、ポリウレタン14%)で素材の利用率が違います。
4wayストレッチ性能で手にフィットして、耐水性能(10,000mm/H2O)と透湿性能(10,000g/m2/24hrs)でグローブ内部の不快なムレを軽減しています。素材中間層の軽量なWindtexメンブレンが、湿気を排除しながら同時に保温性を維持します。また、サイクリング用に設計された「ストームシールド」システムが採用されています。
手の平のパッド厚は、中+低反発ウレタンになっています。
「ウィンドブレーク サーモ グローブ」は「ウィンドブレーク®」採用
「ウィンドブレーク サーモ グローブ」は「ウィンドブレーク®」を採用しています。
「ウィンドブレーク®」では、ポリエステル95%、ポリウレタン5%の素材の利用率で、冷風を通さずに冬のサイクリングでも暖かさを保つことができます。
耐水性能(10,000mm/H2O)と透湿性能(10,000g/m2/24hrs)は同じです。肌面は起毛になっていてストレッチ性もあります。
手の平のパッド厚は、中厚です。
パールイズミ冬用グローブとして選ぶならどっち?
素材などの違いはありますが、機能的には冬用として十分な「ウィンドブレーク サーモ グローブ」がおすすめです。また、定価で比較すると、ビジョン ウィンター グローブが13,200円(税込)、ウィンドブレーク サーモ グローブが9,350円(税込)で価格的にもお手頃です。
※記事執筆時、アマゾンと楽天市場で価格を比較すると「楽天市場」の方が安くなっています。
さらに防寒できるパールイズミの冬用グローブ
「ウィンドブレーク サーモ グローブ」でもまだ寒いという場合は、インナーグローブも販売しているので必要に応じて合わせて利用しましょう。
この他、バッテリーを使ってグローブを温めることができる、電熱ヒーター付の「ヒーターグローブ」もあります。グローブについているスイッチを押すことで温度を3段階に調整できます。