
タイヤの種類と選びのポイント
タイヤには、チューブラー、クリンチャー、チューブレスがあります。
タイヤの種類
概要 | 乗り心地 | メンテナンス性 | コストパフォーマンス | |
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チューブラー | タイヤとチューブが一体化している、チューブ外周を頑丈なゴムでカバー | 軽量、乗り味がしなやか、パンクがあまりない、コーナリングの挙動がつかみやすい | 修理や交換の手間がかかる、リムセメントを使用した場合、接着に時間がかかる | パンクしてしまうと、新品でもチューブ全部の交換が必要になるため、ランニングコスト高 |
クリンチャー | タイヤとチューブが別々 | グリップ力が高い | タイヤの着脱・パンク修理が簡単、リム打ちパンクが起こりやすい | 比較的安価、タイヤ・チューブの再利用が可能 |
チューブレス | クリンチャーのチューブなし版、リムの裏側にはスポーク穴がない | 対パンク性能が高い、クリンチャーよりグリップ高、走行抵抗が小さい | 着脱にやや難あり | 対応ホイールが高価、ラインナップが少ない、主にマウンテンバイクで利用される |
バルブの種類
ママチャリなどでは、英式バルブが利用されているが、ロードバイクでは、主に、仏式バルブが利用される。
高圧の充填が可能。先端についている小さなナットを緩めて、先端を押し込んむと弁が開き、空気を充填することができるようになる。軽量だがこわれやすい。空気入れには、英→仏式アダプターなどを使う事で空気をいれることができる。
サイズ
ロードバイクでは、主に700×23cが利用される。700cサイズ(リムの勘合部径が622mm)で幅23mm。
記号部分のa・b・c・dは、aが細いタイヤ、dが太いタイヤ。cは40mm幅のタイヤ用の規格(タイヤをはめた状態で外径が700mmとなる)になります。