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ロードバイクの700x25cタイヤのメリットは?【700x23cとの違い】

疑問

700x25cと700x23cの違いは?タイヤが太くなると何がよいのか?

ロードバイクのタイヤは、現在700x25cが主流になっています。

タイヤを太くするメリットについて紹介します。

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ロードバイクの700x25cタイヤのメリット

ロードバイクの700x25cのようなタイヤを太くするメリットには、下記のものがあります。

  • 転がり抵抗が少ない
  • 乗り心地
  • ワイドリムにあわせる必要がある

転がり抵抗が少ない

転がり抵抗とは、自転車が地面と接する部分に発生する抵抗のことです。

これは、地面に接する時にタイヤが変形することで摩擦がおき、抵抗がうまれます。

700x23cのような細いタイヤの場合、タイヤの接地面は、長くて細くなります。

一方、700x25cのような太いタイヤは短くて、幅の広い接地面があります。

太いタイヤの方が転がり抵抗が減る理由

これを横からみた場合、細いタイヤの方が変形が大きく、太いタイヤの方が変形が小さくなります。

どちらが転がり抵抗が少ないかというと、タイヤの変形が小さく、丸い形を維持している太いタイヤの方です。

分かりやすく極端に言うと、四角いタイヤよりも丸いタイヤの方が転がりやすいということです。

乗り心地

太いタイヤの方が、空気の量が多いのでマイルドになります。

ワイドリムにあわせる必要がある

最近のホイールは、ワイドリムになっているため、否が応でも700x25cの太いタイヤを選ぶ必要がでてきています。

ワイドリムに700x23cのタイヤを付けても走れますが、タイヤが横に広がった分、縦が潰れてタイヤが楕円になります。

700x23cのタイヤをワイドリムで使うとタイヤが潰れて接地面が増える

これではタイヤやホイールの本来の性能を発揮できません。

ワイドリムのホイールであれば、必然的に700x25cのタイヤが必要になりなります。

太いタイヤのデメリット

太いタイヤもいいことだけではありません。

タイヤが太くなればそれだけ重くなります。

そのため、ヒルクライムなどでは、少しでも軽い700x23cの方がよい場合もあります。

正しい空気圧を入れる

タイヤの変形による転がり抵抗を減らすなら、正しい空気圧まで空気を入れる必要があります。

ただし、空気を入れてもそれ以上改善されない到達点があるので、必要以上に入れる必要はないです。

メモ

Continentalによると、25mmのタイヤは94psiで23mmの123psiと同じ転がり抵抗があるようです(28mmだと80psiで同じ転がり抵抗)。

【まとめ】700x25cタイヤのメリット

700x25cのような太いタイヤを使うと、下記のメリットがあります。

  • 転がり抵抗が少ない
  • 乗り心地
  • ワイドリムにあわせる必要がある

ヒルクライムなどの軽さが重視される場合は、700x23cの細いタイヤの方がメリットがあります。

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