ビアンキ オルトレ購入前に知っておくべきスペックと価格

エアロダイナミクスと剛性のバランスが絶妙で、オールラウンドに使える人気のロードバイク「ビアンキ オルトレ」

ですが、公式サイトをみても、モデルの種類や価格が一目ではわからないですよね。

そこで、この記事では、オルトレ モデル一覧を作成して違いや価格を分かりやすく解説します。

目次

ビアンキ オルトレ(Bianchi OLTRE)

ビアンキ オルトレ(Bianchi OLTRE)について簡単に紹介します!

「ビアンキ オルトレ」の特徴は以下の3点です。

  • エアロダイナミクス
  • 剛性
  • 多用途

オルトレはなんといっても、エアロダイナミクスを重視した設計のフレームがかっこいいこと。また、優れたパワー伝達性を実現するための高剛性により、高速巡航やスプリント時に高い性能を発揮します。

エアロダイナミクスと剛性のバランスが取れているため、様々な状況に対応する多用途なオールラウンダーモデルです。

SPECIALISSIMA(スペシャリッシマ)のように超軽量ではありませんが、それでも十分な軽さを持ち合わせています。

オルトレ(OLTRE)のモデルによる違い

オルトレ(OLTRE)はさらにモデルによる違いがあります。

2022年までは、XRというモデル名で開発されており、OLTRE XR4とXR3が有名です。

ビアンキ オルトレXR4 DISC

ビアンキ オルトレ XR4(Bianchi OLTRE XR4)

ビアンキ オルトレXR3 DISC

ビアンキ オルトレ XR3(Bianchi OLTRE XR3)

画像出典:ビアンキ公式サイト

XR4とXR3を画像で比較すると、XR3に比べてXR4はフレームが太くてしっかりしているので、剛性が高くて、操作性やパワー伝達がよさそうなのが一目で分かります。

ハンドル回りも一体感があって操作性がよさそうですね!

XR4とXR3をフレーム・コンポ・フォーク・ホイールで比較したのが以下の表です。

用語などはよくある質問にまとめてあるのでそちらを参考にしてください。

モデル特徴(フレーム・コンポ・フォーク・ホイール)
OLTRE XR4フレーム
OLTRE XR4 countervail carbon
mechanical/electronic compatible
pressfit 86,5×41
disc brake flat mount
thru axle 12×142
コンポーネント
SHIMANO ultegra Di2
フォーク
full carbon countervail aero 1.5” – 1.5”
disc brake flat mount
thru axle 12×100
ホイール
fulcrum racing 418db tubeless ready
OLTRE XR3フレーム
OLTRE XR3 countervail carbon
mechanical/electronic compatible
pressfit 86,5×41
disc brake flat mount
thru axle 12×142
コンポーネント
SHIMANO 105
フォーク
full carbon countervail aero 1.1/8”-1.5”
disc brake flat mount
thru axle 12×100
ホイール
fulcrum racing 818db

2023年以降はXRという呼び方はなくなり、下記の4つのグレードになりました。

グレードの高い順に、

  • OLTRE RC
  • OLTRE PRO
  • OLTRE COMP
  • OLTRE RACE

です。

「RC」はイタリア語の「Reparto Corse」の略でレース仕様のハイエンドモデルという意味があります。「RACE」は、多くのユーザーがエアロロードを体験しやすいように2024年から追加されました。

ビアンキ オルトレRC

ビアンキ オルトレ RC(Bianchi OLTRE RC)

ビアンキ オルトレPRO

ビアンキ オルトレ PRO(Bianchi OLTRE PRO)

ビアンキ オルトレCOMP

ビアンキ オルトレ COMP(Bianchi OLTRE COMP)

ビアンキ オルトレRACE

ビアンキ オルトレ RACE(Bianchi OLTRE RACE)

画像出典:ビアンキ公式サイト

RC、PRO、COMPは太めのフレームで剛性が高そうです。シートチューブもリアタイヤへの空気抵抗を減らすような作りになっています。

RACEは上位モデルと比較すると、シートステーなどが細くて剛性などが違いそうですね。

RC、PRO、COMP、RACEをフレーム・コンポ・フォーク・ホイールで比較したのが以下の表です。

モデル特徴(フレーム・コンポ・フォーク・ホイール)
OLTRE RCフレーム
OLTRE RC carbon aero shape
electronic drivetrain only
headset 1.1/4″-1.1/4″
BB-pressfit 86,5x41mm
integrated seat clamp
for flat mount caliper
internal cable routing for disc brakes
thru axle 12x142mm
コンポーネント
SHIMANO durace Di2
フォーク
full carbon aero
disc brakes
integrated head 1.1/4″
flat mount caliper
thru axle 12x100mm
ホイール
Reparto corse carbon spb 50mm progile 700x21c (front)
Reparto corse carbom spb 65mm profile 700x21c xdr body (rear)
OLTRE PROフレーム
OLTRE PRO carbon w/bianchi CV system aero shape
electronic drivetrain only
headset 1.1/4″-1.1/4″
BB-pressfit 86,5x41mm
integrated seat clamp
for flat mount caliper
internal cable routing for disc brakes
thru axle 12x142mm
コンポーネント
SHIMANO ultegra Di2
フォーク
full carbon aero w/bianchi CV system
disc brakes
integrated head 1.1/4″
flat mount caliper
thru axle 12x100mm
ホイール
Reparto corse carbon 50mm profile 700x21c
OLTRE COMPフレーム
OLTRE COMP carbon aero shape
disc brakes
electronic and mechanical shifting compatible
internal cable routing 1.5-1.5 headset
BB-pressfit 86,5×41
flat mount brakes
thru axle 12x142mm
コンポーネント
SHIMANO 105 Di2
フォーク
full carbon aero
disc brakes integrated head
ホイール
velomann carbon v50r 50mm profile 700x21c
OLTRE RACEフレーム
OLTRE RACE aero carbon
compatible with mechanical/electronic transmissions
compatible with internal cable routing
BB-pressfit 86,5×41
integrated seat clamp
disc brake flat mount
thru axle 12x142mm
コンポーネント
SHIMANO 105
フォーク
full carbon aero road 1.4″>1.5″
integrated head
disc brake flat mount
thru axle 12×100
ホイール
fulcrum racing 818 disc brake
aluminium c19 2wf-r tubeless ready 622x19c
profile height 34mm

違いはどんなに文字で書いても体感しないとわからないですよね・・・

ビアンキ オルトレの価格

ビアンキ オルトレの新品と中古の価格帯について紹介します。

※価格は2024年7月時点のものです。

オルトレ(OLTRE)の新品価格

ビアンキ オルトレの新品価格は、モデルや仕様により大きく異なります。

ディーラーや通販サイトによって価格は変わりますが、公式サイトでのOLTRE XRモデルの価格は以下のようになっています。

モデル価格(公式サイト)
OLTRE XR4 DISC(SHIMANO ULTEGRA Di2 DISC)¥874,500
OLTRE XR3 DISC(SHIMANO 105 DISC)¥426,800

XRモデルは100万円まではいきませんが、それでも現金一括購入は難しい価格で、XR3の105コンポーネントで40万円以上します。

2023年以降のOLTREモデルの公式価格は次の通りです。

モデル価格(公式サイト)
OLTRE RC(SHIMANO DURA-ACE Di2 12SP)¥2,002,000
OLTRE PRO(SHIMANO ULTEGRA Di2 12SP)¥1,221,000
OLTRE COMP(SHIMANO 105 Di2 12SP)¥781,000
OLTRE RACE(SHIMANO 105 12SP)¥396,000

RCやPROは、コンポーネントにSHIMANOのDi2を採用していることもあり、RCが200万円、PROが122万円、COMPも78万円です。COMPは頑張れば購入できそうですが、どれも手が出しにくいです。

比較的安価なRACEでも40万円近くします。

Di2(Digital Integrated Intelligence)は、シマノが提供する電動シフティングシステムです。自転車の変速を電子制御することで、従来のワイヤー式に比べて、精度と信頼性が向上します。

一般的な感覚だと、自転車(XR3やRACE)に40万円って「高っ」と思ってしまいますよね。でも、いろいろ見ていると、そのくらいが普通と思えてきてしまうのが怖い・・・

オルトレ(OLTRE)の中古価格

中古のビアンキ オルトレは、新品よりも手頃な価格で手に入れることができます。

中古価格は主に次の要因によって価格が変わります。

  • 年式:最新モデルに近いほど高価
  • 状態:使用頻度や保管状態がよいほど高価
  • カスタマイズ:高級コンポーネントやホイールが装着されている場合、価格が上がる

OLTRE XRシリーズを楽天市場、Yahoo!ショッピング、ヤフオクで調べた中古価格帯は以下の通りです。

※価格は2024年7月24日時点のもので、価格は常に変動するので実際の価格は各サイトで確認してください。

モデル楽天市場Yahoo!ショッピングヤフオク
OLTRE XR4¥1,046,900~¥370,000~¥759,000~
OLTRE XR3¥235,000~¥218,855~¥166,100~

OLTRE RC、PRO、COMP、RACEは、まだ新しいモデルのため、中古市場での流通はほとんどありません。

中古でも10万円以上しますが、新品に比べて、手が届きやすくなりますね!

ですが、中古ロードバイクは本当に買って大丈夫なのか不安ですよね。

下記の記事で実際に購入した時のポイントを紹介しているので参考にしてください。

安く購入する方法

ビアンキ オルトレは、人気のモデルですが、価格のハードルが高いことも事実です。

そこで、ここでは、安くビアンキ オルトレを手に入れるための方法を紹介します。

セール情報

ビアンキ オルトレを安く購入する最も一般的な方法は、セール情報の活用です。

多くの自転車店やオンラインショップでは、定期的にセールが行われます。スプリングセール、サマーセール、ブラックフライデーセール、年末年始の大型セールなど、安くなった時に購入しましょう!

これらのセール情報は、店舗のメーリングリストに登録することや、SNSでもXR4やXR3といったキーワードで検索すると入手可能です。

例えば、ビアンキ公式ストア在庫情報ページの下にある「各店の在庫情報」から店舗ページを表示すると、セール商品などを確認できます。

また、楽天市場であればお買い物マラソンYahoo!ショッピングであれば超PayPay祭などがあります。

ワイズロード(ビアンキ オルトレ)もセールを開催していることがあるので要チェックです。

海外通販も一つの手段だったのですが、円高のため2024年7月時点ではあまりお得感がありません。

型落ちモデルの利点

新しいモデルが登場すると、自動的に現行モデルが古くなります。それが「型落ちモデル」です。

型落ちモデルは通常、新モデルに比べて価格が下がりますが、大きな技術革新がなければ、性能面での差はほとんどありません。

そのため、新モデルよりも、型落ちモデルを購入した方がお得なことが多いです。

自転車店やオンラインストアで型落ちモデルを探すことで、かなりのコストパフォーマンスを実現できます。

ただし、自分に合うサイズがなかったり、いつ入荷されるか分からなかったりするので、運も必要です。

レビューとユーザーの体験談

ビアンキ オルトレのあれこれ談!

どのモデルが自分に合っているか?

ロードバイクを購入するにあたって、以下の手順で選ぶと自分に合っているモデルを探しやすいです。

1)利用目的を確認

まずは、ロードバイクをどのように使用するかを具体的に考えましょう。レース、ロングライド、通勤通学、週末のレジャーなど、用途に応じて最適なモデルが異なります。

目的が明確になると、必要な機能や性能を持つモデルを絞り込むことができます。

2)モデルの特徴を調査

ビアンキ オルトレに限らず、ロードバイクには複数のモデルがあり、それぞれ異なる特徴があります。

軽量モデル、エアロダイナミクスに優れたモデル、快適性を重視したモデルなど、各モデルの特徴を調査して比較検討します。

公式サイト、SNS、製品レビュー、雑誌、店員さんの意見なども参考にしましょう。

3)予算の設定

購入可能な予算を明確にします。ビアンキ オルトレは高性能なモデルほど価格が高くなるので、予算内で最大限の性能を得られるモデルを選ぶことが重要です。

予算を決めることで、選択肢を絞り込むことができます。

4)試乗とフィッティング

実際に店舗に訪れ、いくつかのモデルで試乗を行いましょう。

試乗することで、それぞれのモデルの乗り心地や操作感を実感でき、自分に合ったモデルを見つけやすくなります。どんなにインプレを見ても、実際にのってみないと、言葉だけではなかなか分からないです。

また、プロのフィッティングを受けることで、自分の体型に最適なサイズやセッティングを確認できます。

5)最終的に一台を選択

試乗とフィッティングの結果を踏まえ、さらに、性能、価格、保証などを総合的に検討して、最終的に自分にあうモデルを選びましょう。

購入後のメンテナンスは「あさひ」のような自転車量販店があれば問題ないです。

「うちで買ってないロードバイクのメンテナンスはお断り」や「持ち込みパーツの取り付けはしない」といったお店もあるので注意してね。

まとめ

ビアンキ オルトレは、エアロダイナミックなデザインと高い剛性で、オールラウンドで利用できます。

2022年までのOLTRE XRシリーズから、2023年以降は、より多様なニーズに対応するために、新しいモデルへ変更されました。

新しいモデルでは、グレードに応じてさまざまな価格帯が設定されており、最高級のOLTRE RCから、より手頃なOLTRE RACEまで、幅広い選択肢が提供されています。

価格については、新品の場合OLTRE XR4が約87万円から、OLTRE RACEが約40万円となっており、中古市場でも10万円以上しますが、新品に比べて手が届きやすくなっています。

安く購入するなら、ディーラーやショップのセール情報をチェックしつつ、型落ちモデルを選ぶことで、新モデルよりも低価格で手に入れることが可能です。情報をうまく活用して、賢く自転車を選びましょう!

よくある質問

「INTEGRATED」とは?

英語で直訳すると「統合された」という意味ですが、ロードバイクで使う場合は「一体型」という意味で使われます。例えば「INTEGRATED STEM=ステム一体型」のように使われたり、「INTEGRATED HEAD=ハンドル・ヘッドチューブ一体型」のように使われたりします。

「Reparto Corse(RC)/レパルトコルサ」とは?

レーシング部門を意味し、プロフェッショナルの方のみならずアマチュアのユーザーの方へも最高のパフォーマンスを提供できるよう、日々新たなコンセプトや目標を掲げて技術の研究開発を行う部門です。

参考:https://www.japan.bianchi.com/about-bianchi-about

ビアンキのハイエンドモデルのことをさし、ホイール名(レパルトコルサ カーボン 50mmなど)や正規ディーラー(レパルトコルサストア)にも使われています。

「ALLOY」とは?

「ALLOY」はそのまま「合金」という意味で、2種類以上の金属を混ぜたものです。自転車では、軽量で強度の高いアルミ合金をさしますが、正確なところは確認しないと分かりません。

「COUNTERVAIL(CV)/カウンターヴェイル」とは?

「カウンターヴェイル」とは、ビアンキとマテリアル・サイエンス社が共同開発した、独自のカーボン繊維構造と粘弾性をもつシステムのことです。フレームやフォークに採用することで、剛性と強度を向上させつつ、最大80%の振動除去を可能にしました。

「Tapered Head Tube/テーパードヘッドチューブ」とは?

ヘッドチューブが、上から下に向かって徐々に太くなっている形状のヘッドチューブのことです。上部が細く、下部が太くなることで、剛性や強度がアップし、ハンドリングもよくなります。

「Pressfit-BB/プレスフィットBB」とは?

プレスフィットBB(プレスフィットボトムブラケット)とは、クランクをフレームに固定するパーツの一つです。ネジ式ではなく、フレームに圧入(プレス)して固定します。ネジ式に比べて高い剛性が得られ、ペダリングのパワーロスをなくせます。

「THRU AXLE/スルーアクスル」とは?

「スルーアクスル」とは、自転車のホイールをフレームに固定する方式の一つです。

従来のクイックリリースレバーとは異なり、太くて丈夫な軸(アクスル)をフレームに直接差し込み、ねじなどで固定する方式のこといいます。ホイールとフレームの結合部分の剛性が高まり、ねじれやたわみが抑えられ、ハンドリング性能が高まり、パワー伝達もよくなります。

「FLAT MOUNT/フラットマウント」とは?

フラットマウント方式とは、ディスクブレーキのキャリパー(ブレーキパッドを挟んでディスクローターを挟み込む部分)をフレームに直接固定する方式のことです。

従来のポストマウント方式に比べて、よりシンプルで一体感のあるデザインを実現できます。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

30代でトライアスロンをはじめ、2時間30分切りを達成。愛車はCervelo。のんびり楽しく走るがモットー。たまに上りたくなる。

目次